銀行カードローンの審査について徹底解説。審査の内容や流れが丸わかり!

今回は銀行カードローンの審査について、申し込みから融資の決定まで、審査の過程や工程などを時系列に沿って説明していきます。

なお銀行カードローンと題してはいますが、消費者金融の場合も基本的な部分は変わりません

審査についての理解を深めた上で、カードローンの審査に臨んでいただければ幸いです。

銀行カードローンへの申し込みについて

申し込みとは申込書へ記入すること、ネット経由なら申し込みフォームへの入力作業のことです。

この段階から審査は始まっています。

反社会的勢力かどうか家族や勤務先も見られる

銀行カードローンでは、申込書類に「私は反社会的勢力ではありません」と自己申告(署名)する欄があります。

ここで反社会的勢力だと申請した人の申し込みは即時お断りとなり、その後審査は一切行われません。

本人が反社会的勢力チェックの対象になるのは当然ですが、家族や勤務先もチェックの対象になる場合もあります。

家族や勤務先が反社会的勢力と判断された場合も、申込者本人が反社会的勢力の関係者とみなされるので、即審査落ちになってしまいます。

個人信用情報取扱いの同意

申込書では「個人情報取扱いへの同意」欄にチェックを入れます。

ネット経由での申し込みならチェックかボタンを押すだけです。

書面の場合、チェックが漏れていると銀行から申込書類が返送されることになるので、しっかり確認しましょう。

ネット経由での申し込みの場合、同意欄にチェックが入っていないと次のステップに進めません。

カードローン申込書への記入(WEB操作)

カードローンの申込書は以下の5つが複写形式になっています。

  1. 申込書
  2. 個人情報の同意書
  3. 保証会社への保証委託同意書
  4. カードローンの契約書
  5. ローンカードの発行申込書

こちら一式が、銀行カードローンへの申し込みで必要な書類です。
(※銀行によって組み合わせは異なります。)

銀行カードローンの審査は3段階

銀行カードローンの審査は

  1. 銀行の審査(一次審査)
  2. 保証会社の審査(ニ次審査)
  3. 銀行の最終判断(追認)

この3段階の審査が基本的な流れです。

多くのカードローン※では、保証会社が審査して、銀行はその結果を尊重する(=追認する)形式になっています。

(※一部銀行では審査に保証会社が関わらず、審査が銀行内だけで完結していますが、審査の内容自体は保証会社を通す場合がほとんどです。)

1.銀行でのカードローンの審査(一次審査)

一次審査は個人信用情報を調べる

一次審査では、銀行と保証会社が連携して個人信用情報を調査します。

個人信用情報を取り扱っているのは「信用情報機関」です。

銀行と保証会社は加盟する信用情報機関から入手した情報を精査して、個人信用情報に問題ないかをチェックします。

一次審査は基本的にここまでとなり、あとの審査は保証会社の担当です。

審査の機械化について

金融機関の融資審査は機械化が進んでいます。

カードローンでも、スコアリング審査やAI審査などのコンピューター審査が主流です。

機械化された審査では、申込書のデータを入力するだけですぐに結果が出ます。

蓄積されたビッグデータと、銀行や保証会社の経験、ノウハウなどから一律で公平な審査ができるシステムになっています。

保証会社へのカードローンの保証委託

続いて銀行から保証会社に審査を依頼します。

事務的には必要書類をFAXやオンラインで送付することで保証委託をします。

保証委託とは?

申込者の保証人となり、申込者が万が一返済できなかったときに代位弁済してくれるのが保証会社です。

銀行から保証を頼むという意味で「保証委託」という用語を用います。

「この人の保証人になっても大丈夫か審査してください」のようなイメージで、銀行が保証会社に審査を依頼します。

2. 保証会社でのカードローンの審査(二次審査)

このステップは、いわゆる融資審査の部分です。

銀行の審査と区別して、二次審査と呼ばれることもあります。

保証会社は利用者が返済できなければ代位弁済することが義務づけられています。

代位弁済が重なって金額も大きくなれば保証会社にとっては大きな損失になるので、保証会社は「返済能力があるか」をじっくり審査します。

保証会社が審査する項目は商品概要説明書でわかる

商品概要説明書を見れば、保証会社が審査する項目をある程度推測できます。

商品概要説明書は、カードローンで言えばマニュアル・説明書のようなものです。

銀行などの金融機関や、消費者金融などの貸金業者は商品概要説明書の明示が義務づけられています。

銀行カードローンのホームページで「商品概要説明書」「商品説明」などと検索すれば、すぐ該当のページに遷移するはずです。

以下のすべての条件を満たす個人のお客さま
・ ご契約時の年齢が満 20 歳以上満 66 歳未満の方
・ 安定かつ継続した収入の見込める方
・ 保証会社の保証を受けられる方 ※ 外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。 ※ 審査の結果によってはご利用いただけない場合がございます。

引用元:みずほ銀行カードローンHP「商品概要説明書」

これは、みずほ銀行のカードローン商品概要説明書から抜粋したものです。

この部分だけでも、審査で見られる項目として以下のように推測できます。

  • 契約年齢が満20歳以上満66歳未満なので、未成年は不可
  • 安定かつ継続した収入の見込める方なので、正社員や派遣社員でないと審査には通りにくい
  • 収入が明記されていないのは、収入だけで審査しない可能性がある

このように商品概要説明書を見れば、その銀行における審査の概要が見えてきます。

3.再び銀行でのカードローンの審査

保証会社からOKの返事が来たら、銀行で最終ジャッジをします。

最終ジャッジとはいえ、ここまで進めばよほどのことがない限り審査落ちになることはありません。

保証会社の審査結果が尊重されます。

カードローン審査結果の連絡

最終ジャッジが終われば、審査は終了です。

しかし事務手続きが終わるまでは、注意する点があります。

申込者への通知①審査承認の場合

審査に通過した旨を申込者に通知します。

電話で連絡が取れないと最悪審査落ちも

カードローンの申込書には「審査についてなど、平日にご連絡が可能な電話番号を教えてください」という欄があります。

審査が通ったという連絡もこの連絡先に通知されます。

事前に共有していた電話番号で連絡が取れないと、カードローンの審査に落ちることがあるので気を付けてください。

連絡が取れないと契約後の銀行側の管理が困難になるので、融資が見送りになってしまう恐れがあります。

ちなみに1回目の着信に気付かなかった程度では、心配する必要はありません。

かけ直してしっかり対応すれば、融資してもらえる可能性が高いです。

申込者への通知②審査非承認の場合

審査が通らなかった場合の通知は、逆に意外にあっさりしています。

「重要なお知らせ」などの通知を郵送するのが基本で、「せっかくのお申し込みですが、今回は見合わせていただきます」と言った文面でお断りを伝えます。

ちなみにお断りする場合は、通知が受け取られたかまでは確認しません。

まとめ

今回は銀行カードローンの審査について解説しました。

審査で何を重視して、何を見ているのかを知ることで、今後の借り入れの参考にしてください。