アコムは2018年に設立40周年を迎え、大手の消費者金融業者として現在も高い人気を集めています。
最短即日で借り入れができたり、はじめて利用する方は30日間利息が0円になったりと、初心者でも使いやすいカードローンです。
アコムへの申し込みを検討されている方に向けて、借り入れまでの流れや審査内容について解説します。
- アコムでは何を審査されるの?
- 本当に即日借り入れができるの?
- アコムの利用者であることを周囲に知られたくない
とくに上記の疑問を持っている方は、必読の内容になっています。
目次
【ポイントは3つ】アコムで即日融資を受ける方法
アコムの魅力は、即日借り入れができるという点。急いでいる方は、次の3つのポイントを押さえてください。
インターネット・電話から申し込む
アコムの申し込み手段は5つありますが、なかでもインターネットと電話は24時間365日申請できるので便利です。
電話であれば、深夜でも融資が可能かどうかを尋ねることができます。
18時~19時までには手続きを完了する
アコムの審査が行われる時間帯は9時~21時です。
審査は最短30分で終わりますが、申請内容や混雑状況によっては数時間かかってしまうケースもあります。
そのため遅くとも18時~19時、できれば午後の早い時間帯までに手続きを完了しておくと安心です。
アコムからの電話にはすぐ対応する
申し込みや書類の提出が終わったからと言って油断してはいけません。
審査の過程では、申請内容に関してアコムから電話がかかってくることがあります。
電話に出ないと審査がストップしてしまうこともあるので、仮に1回目の電話に出られなかった場合でも、すぐに折り返しの電話をかけましょう。
アコムの特徴
アコムはどんな特徴を持ったカードローンなのか、3つのポイントを紹介します。
審査は最短30分・即日借り入れも可能
アコム最大の魅力は「審査のスピードが速い」ことです。
申し込み内容に不備がなく順調に進めば、最短30分で終了しますが、これは業界でもトップクラスのスピードです。
審査は毎日9時~21時まで行われていて、当日中に審査が終了すればその日のうちに借りることもできます。
はじめての利用なら30日間金利0円
はじめてアコムを利用する方は、契約日の翌日から30日間利息が0円になります。
この期間中に返済すれば利息の支払いは発生しないので、実質金利0%でお金を借りることが可能です。
「次の給料日までどうしてもお金が足りない」という状況に陥った時などには、とくに嬉しいサービスです。
アコムの契約から借り入れまでの流れ
アコム契約〜借り入れまでの流れを確認していきましょう。
- 申し込み
- 必要書類の提出・審査
- 契約・借り入れ
大きくわけて、上記の流れで進んでいきます。
それでは1つずつ見ていきましょう。
ステップ1:申し込み
申し込み方法は5つ
アコムは以下の5つの手段で申し込むことができます。
- パソコン・スマートフォン
- 電話
- 店頭窓口
- 自動契約機
- 郵送
急いでいる方は、24時間365日申し込みを受け付けているインターネットか電話がおすすめです。
カード発行を急ぐなら店舗か無人契約機へ
アコムではカードローンの契約に際して、カードの発行が必須です。
インターネットで申し込んだ場合も、郵送・店頭・自動契約機のいずれかでカードを受け取らなければいけません。
振り込みではなく、カードを使って即日借り入れをしたいという場合は、店頭か無人契約機で契約しましょう。
事前の3秒診断も活用しよう
アコムのホームページでは、「3秒診断」という機能を用意しています。
3秒診断は、「年齢」「年収」「他社カードローンの借り入れ状況」の3つを入力するだけで、正式な申し込みをしなくても借り入れが可能かをチェックできます。
ここで借り入れが可能と診断されても確実ではありませんが、もし借り入れが不可となった場合は、審査に通る可能性がほぼありません。
審査に不安がある方は、事前に確認しておきましょう。
ステップ2:必要書類の提出~審査
店頭・自動契約機の場合、申し込みが完了するとその場で必要書類を提出します。
インターネットからの申し込みであれば、申し込み後に届くメールに記載されたURLからログインをして、書類を提出することになります。
必要書類の提出
他社のカードローンと同様に「本人確認書類」と「収入証明書」の2種類を提出します。
本人確認書類
本人確認書類は、以下の中からいずれか2点を提出します。
- 運転免許証
- 保険証
- パスポート
- マイナンバーカード
上記の書類を1点しか用意できない場合は、追加で以下の書類を1点提出します。
- 住民票の写し
- 公共料金の領収書(電気・ガス・水道・NHKなど)
収入証明書
②他社カードローンを含めた借入総額が100万円を超える場合
①②のいずれかに該当する場合は、収入を証明する書類をいずれか1点提出する必要があります。
提出できる書類は以下の通りです。
- 源泉徴収票
- 給与明細書
- 市民税・県民税額決定通知書
- 所得証明書
- 確定申告書・青色申告書・収支内訳書
審査の実施
必要書類の提出まで完了すると、申し込み情報や書類をもとに審査が行われます。
アコムで審査されるポイントはのちほど解説しますが、この段階で勤務先に在籍確認の電話がかかってきます。
また申請内容や契約に関して確認が必要な場合は、申込者に電話がかかってくることもあるので、すぐに対応できるようにしておきましょう。
ステップ3:契約~借り入れ
契約してカード受け取り
無事に審査を通過したら、アコムと正式に契約を行います。
店頭窓口や自動契約機・郵送によってローンカードを受け取れば、借り入れができるようになります。
借り入れの方法は2パターン
振り込み
振り込みでの借り入れは、24時間365日申し込むことが可能です。
さらに、楽天銀行口座を利用すると最短1分で入金してもらうことができます。
この方法だと手数料はかかりませんが、金融機関によっては翌営業日扱いになる場合や、メンテンナンスなどで入金が遅れることもあるので注意が必要です。
ATMからの借り入れ
アコムのATMやコンビニATMからお金を引き出す方法もあります。
こちらも基本的に24時間利用できますが、提携ATMの場合は1万円以下の利用で110円、1万円超えの利用で220円の手数料が発生します。
またATMによって営業時間が異なる場合やメンテンスで利用できない時間帯があるので気を付けてください。
アコムの返済方法
返済方法は4つ
インターネット返済
インターネットバンキングを利用できる方は、スマホ・パソコンからPay-easyで24時間返済できます。
店頭窓口
来店での返済を希望される方は、9時30分~18時の間にアコムの店頭窓口で返済できます。
ATM
アコムのATMを利用すると24時間いつでも返済できます。
提携ATMの場合は、手数料がかかってしまうので注意が必要です。
振り込み/口座振替
口座振替の場合は毎月6日に自動引き落とし、6日が休業日の場合は翌営業日に引き落としとなります。
返済期日
アコムの返済日は「35日ごと」と「毎月指定期日」の2種類から選べます。
35日ごと
こちらは前回返済日の翌日から数えて35日目までに返済する方法です。
35日目までならいつでも返済することができ、前倒しで返済することで利息負担を抑えることができます。
毎月指定期日
こちらは事前に自分で決めた指定日に毎月返済する方法で、返済日を忘れたくない方や決まった日に返済したい方におすすめです。
アコムの申し込み条件
アコムのカードローンは誰もが申し込めるわけではありません。
「年齢」「安定収入」「資金使途」「利用限度額・金利」で条件が決められているので、1つずつ確認していきましょう。
年齢
アコムの年齢制限は「20歳以上69歳以下」です。
大手消費者金融とほぼ同等の条件であり、銀行カードローンに比べるとやや上限が高くなっています。
安定した年収
収入に関しては「安定した収入」という条件が定められています。
これは毎月給与を受け取っていれば問題ないので、主婦や学生でもパート・アルバイトでの収入があれば問題なく申し込むことができます。
ただし毎月の収入が1万円以下など、極端に少ない場合は審査で落ちてしまう可能性が高くなります。
資金使途
アコムで借りたお金の資金使途は「生活費限定」となっており、基本的に他社借り入れの返済などに利用できません。
ただし個人事業主の方は、生活費以外にも事業費として利用することが認められています。
利用限度額と金利
アコムの利用限度額は「1万円~800万円」です。
カードローンは500万円を上限としているところが多いので、比較的余裕を持った設定だといえます。
金利に関しては「3%~18%」で大手の消費者金融と同等の水準です。
アコムの審査では何を見られる?
ここからはみなさんが気になる「アコムの審査」について掘り下げていきます。
まずはアコムの審査で見られるポイントを3つ紹介します。
本人の属性
はじめに申込者の名前や生年月日・年齢・勤務先・年収など、基本的な個人情報について確認されます。
こちらは申し込みフォームなどで自己申告するものなので、正しい情報を入力しましょう。
信用情報
みなさんがこれまでに利用したクレジットカードやローンに関する履歴である「個人信用情報」が確認されます。
過去に大きな金融事故を起こしていなければ問題ありませんが、直近5年間で長期延滞や自己破産・債務整理したことがある方はこの段階で審査落ちとなります。
他社借り入れの状況
現在の他社借り入れの状況がチェックされます。
これは貸金業法において「借り入れができるのは年収の3分の1まで」という総量規制が定められているためで、今回の契約によって借入額が年収の3分の1を超えてしまわないかを確認するというわけです。
【重要】アコムの審査に通過するコツ
それではアコムの審査に通過するためにはどうすればいいのでしょうか?
申請内容は正確に
アコムの申し込みは、店頭窓口を除いて基本的に非対面で行います。
そのため、審査ではみなさんが記載した情報で判断するしかなく、仮に誤って申告してしまった場合でも、故意か虚偽かを判断できません。
アコムの場合は、基本的に電話で確認してくれますが、スムーズに審査を進めるためにも必ず正確な情報を記載しましょう。
限度額を低く設定する
カードローンの審査は、借入希望額が高くなるほど厳しくなります。
収入証明書が必要になるケースでは、申込者の返済能力についてより細かくチェックされます。
カードローンを契約したあとに限度額の増額審査を受けることもできるので、申し込みの段階では必要最低限の枠で申請するのもおすすめです。
複数のカードローンに申し込まない
カードローンの契約を焦っている方は、一度に複数社のカードローンに申し込もうと考えるかもしれません。
しかし、カードローンの申し込み履歴は、先ほど紹介した信用情報に一定期間記録されてしまいます。
短期間で複数の申し込みをしたという履歴があると「返済余力がないほどお金に困っているのでは?」という印象を与えてしまう可能性あります。できれば1社に絞って申し込みましょう。
アコムの審査は甘い?厳しい?
新規貸付率は40%台で推移
カードローンの審査難易度を図る上で基準となる数字に、「新規貸付率」というものがあります。
新規の申込者数に占める新規契約者数の割合を示したもので、ざっくりとした「審査通過率」と同義です。
2019年10月〜2020年8月までのアコムの新規貸付率は、おおむね40%台で推移していました。
ただし、この数字には審査通過後に契約しなかった方は含まれていないので、実際の審査通過率はもう少し高い数値になると見られています。
極端に審査が甘いことはない
アコムは即日借り入れが可能なので、審査が甘いと思う方もいるかもしれませんが、新規貸付率を見てもわかるように極端に審査が甘いということはありません。
とくに大手の消費者金融は貸金業法による制限もあるので、足並みをそろえた審査を行っています。
とはいえ、そこまで心配することはありません。
先ほど確認した「年齢」「安定した収入」「総量規制」の条件を満たし、信用情報に傷がついていなければ審査に通る可能性は十分にあります。
アコムの審査に落ちてしまう5つの原因
次の5つのいずれかに当てはまる方は、アコムの審査に落ちてしまう可能性が高いです。
信用情報に傷がついている
長期延滞・自己破産・債務整理などの金融事故を起こした方は、5年間〜10年間、カードローンやクレジットカードの契約・利用ができなくなります。
長期延滞は、携帯電話料金やクレジットカード支払いの延滞も対象になるので注意しましょう。
他社借り入れが多い
審査のポイントでもある他社借り入れが多い場合、返済能力が低いと判断されやすいです。
とくに3社以上にわたって借り入れをしている場合は「多重債務状態」と捉えられる可能性も高く、多くの場合は審査落ちとなります。
虚偽の申告をしている
自身の属性をよく見せようと年収や職業などを偽って申告する方は多いです。
しかし、虚偽申告の多くは信用情報の照会や在籍確認によってバレてしまい、アコムの審査担当者に悪い印象を与えてしまいます。
限度額が総量規制に近い
アコムは、消費者金融なので総量規制は必ず守らなければいけません。
今回の希望限度額が3分の1を超えている場合はもちろん、それに近くなる場合も審査落ちとなるケースがあります。
勤続年数が短い・安定収入がない
カードローンの審査では「利用者の返済能力」を重点的に確認するので、安定した収入が見込めないと判断されると審査に通過するのは難しいです。
アコムでの借り入れに向いている方
はじめてカードローンを契約する方
アコムでは、はじめて契約すると30日間利息が0円となるので、カードローン初心者の方でも比較的借り入れのハードルは低いです。
インターネットで簡単に申し込めるのに加えて、有人店舗もあるので不安な方は対面で相談しながら契約ができます。
短期間で返済する予定の方
アコムは上限金利が18%と、銀行系カードローンよりも高くなっています。
当たり前ですが、借入期間が長くなるほど利息の負担は重くなるので、短期で完済する目処がついている方におすすめです。
とにかくスピードを重視する方
アコムの魅力は「審査スピードの速さ」です。
夜間であっても融資が可能か電話で知ることができるので、急にお金が必要になったという方も安心です。
アコムは職場に内緒で利用できる?
職場にバレてしまう可能性は低い
アコムは契約者が安心して利用できるように、色々工夫しています。
勤務先への在籍確認を行う際は「アコム」とは名乗らず、担当者の個人名で架電するので、基本的にはカードローンの在籍確認だと気付かれる心配はありません。
書類で在籍確認できる可能性もある
それでも普段職場に自分宛ての電話がかかってこない職種の場合など、カードローンとは特定されなくても職場に怪しまれるのが嫌だという方もいるかもしれません。
そのような場合には、申し込みの際に事情を説明することで、在籍確認を健康保険証などの書類で行ってもらえる可能性があります。
ただし、必ずできるということではないので、不安な方は相談してください。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
アコムのカードローンを契約するまでの流れや、審査通過のポイントを理解いただけたでしょうか?
ここで重要なポイントをおさらいしておきましょう。
アコムでは何を審査されるの?
→主に「本人属性」「信用情報」「他社借り入れ」の3つです。これらをもとに「返済能力があるのか」を審査します。
本当に即日借り入れができるの?
→日中に余裕を持って申請して審査に通過すれば、問題なく即日借り入れができます。
✓アコムの利用者であることを周囲に知られたくない
アコムは利用していることが簡単にわからないように工夫をしています。在籍確認が不安な場合は事前に相談しましょう。
あなたのアコム利用のお役に立てれば幸いです。